手先を使う遊びはブロック、つみきなどいろいろありますが、その中でもプラモデル作りは子どもの脳に良い影響を与えることが東海大学の研究で明らかになりました。
今回は、プラモデル作りが子どもの脳に与える良い影響と、我が家が選んだプラモデルをご紹介いたします。
プラモデルを作ることで子どもの脳が活性化する効果が判明
冒頭でご紹介した東海大学の研究によると、プラモデルを作ることで長時間没頭できることがわかりました。
この長い時間の没頭は100マス計算をするときよりも深い集中で、プラモデルは手先の動作や工具を通じて、感覚や運動機能の発達にも良い効果があるとのことです。
プラモデル作りは1〜2時間程度の時間を要しますが、この長時間の作業で子どもたちは以下の知育効果を得ることができます。
- 集中力や記憶力向上
- 読解力・理解力向上
- ストレス解消効果
- 手指の発達
- 空間認知能力の向上
プラモデルは説明書を読みながら理解して作る必要があるので、自然と読解力と理解力が向上します。
また説明書という文字を頼りに立体のプラモデルを完成させるためには、脳の中でイメージを膨らませる必要があるので、空間認知能力が向上します。
空間認知能力とは、それぞれの物体がある場所や向き、大きさ、姿勢、形、早さ、物体同士の位置関係などを素早く正確に認識する能力のことです。
空間認知能力を鍛えることで、イメージを膨らませる必要がある理工系エンジニアなど、幅広い職業で役に立つことが幅広い研究で明らかになっています。
没頭してプラモデルを作ることで集中力もアップするだけではなく、直前の作業と次の作業を記憶しておく必要があるので、記憶力向上の効果も。
その他にも、没頭すると脳の中でドーパミンという脳内物質が分泌されるためストレス解消効果が期待でき、手先を使うので手指の発達を促すことができます。
我が家の子どもたちが選んだプラモデル
子どもの脳に良い効果があるプラモデル作り、さっそく我が家でも実践しています!
●小学1年生の次男は、ポケモンプラモコレクション クイック!!を選びました。
ポケモンのフィギュアは既に塗装されているフィギュアで、簡単にパーツを分解して道具を使わずに組み立てていくので、はじめてのプラモデル作りにおすすめ。
クイック‼で自信をつけて、通常版プラモデルに挑戦するのも良いですね!(^^♪)
●小学3年生の長男は、ガンダムのプラモデルを選びました。
ポケモンのプラモデルと比べると難易度が高いので、完成したときの達成感がたまらないようです。
また、2人とも指先を使う遊びとして保育園時代に「てあみくん」を使ったマフラー作りにはまっていました。
そのため我が家には何本もマフラーがあるので、いろんな色を組み合わせてコーディネートを考えることができるので想像力を育むのに役立っています。
まとめ
手先を使うプラモデルやマフラー作りをすることで、お子様の集中力向上や空間認知能力向上などの力を育ててくださいね!私の記事を読んで少しでもお役に立てたのならば幸いです。